みやぎ移住ガイド

登米市の人の良さに惚れました!/氏家和寛さん

お伺いしたのは登米市迫町佐沼にある“コワーキングスペースSOU”。落ち着いた雰囲気と静寂さに包まれた空間は、「ひとりビジネス」のための個室オフィスのほか、フリースペースも完備されたビジネスインキュベータ施設(新事業支援施設)です。

ここで出迎えてくれたのは登米市に移住し、「一般社団法人BANSOU」を運営する氏家和寛さん。この一室にオフィスを構え、ホームページを持たない地域の経営者さんたちに、LINE公式アカウントを活用したインターネットビジネスの運用支援などを展開している氏家さんに、移住のきっかけなどについてお話をお聞きしました。



地域おこし協力隊を経て起業


 氏家和寛さんが移住を考えるきっかけになったのは、札幌で生活していたときのこと。
朝の満員電車の中、子どもがどこにも掴まれずに通学しているのを見て、自分の子どもが成長する環境として、本当にこのままで良いのかと自問自答を繰り返したそうです。

 会社勤めをする中で、将来的には起業したいという目標を持っていた氏家さんが、まず一つ目のステップとして選んだのが地域おこし協力隊。「地域おこし協力隊になって地域のことを学びながら起業準備ができたら」と考えたそうです。



 その後、都内で開催された地域おこし協力隊を募るイベントに参加。地元栗原の地域おこし協力隊の話を聞くためブースを訪れるも、既に席が埋まっており、その時、席が空いていたのが隣りに出展していた登米市のブースでした。

 偶然の巡り合わせでしたが、そこからはとんとん拍子に話が進み、平成29年4月、登米市地域おこし協力隊として着任。登米市での生活がスタートしました。隊員として過ごした3年間の間に、多くの地域の方々と出会い交流をする中で、様々な方が人脈を作る手助けをしてくれたり、支えてくれたそうです。




氏家さんが講師を行う企業支援セミナーの様子


登米市の人に恩返ししたい


 移住して良かったことは、地域のみなさんの「人の良さ」だとうれしそうに話してくれました。同じ移住者の方で応援してくれる人がいたり、コワーキングスペースの中では仕事を紹介してくれたり、よくしていただいたので、これまでお世話になった方や登米市に恩返しをしたいと教えてくれました。



 起業後について、「正直大変だったことも多かったです」と氏家さん。「営業―事務―注文対応―経営と、これまでに一通り経験したつもりでしたが、1人でやってみると結構大変で、今までたくさんの人に助けられていたんだなと感じました。起業して2年目となり、経営も徐々に軌道に乗ってきて、当初よりは不安はなくなりました。」と話してくれました。



 現在は、登米市から地域おこし協力隊の活動支援業務も受託しており、現役隊員のサポートも行っています。任期終了後を見据えた人脈作りのため、各隊員の業務に関わる人を紹介したり、経済的に自立できるように商品開発案を提案したりと、隊員のみなさんの支えになってくれています。退任後も登米市に定住し仕事ができるように、自身の経験を生かしながら幅広く支援をしていきたいと語ってくれました。





SNSを活用した集客・販倍促進セミナーの様子


快適な生活


 「起業して良かったことは、仕事する場所を選ばなくて良いこと。つい先日も、天気が良かったので大嶽山交流広場の東屋にパソコン1つ持って仕事をしに行きました。新緑を眺めながら仕事ができるなんて、最高に気持ち良かったです。そこで偶然、来ていた子どもたちに囲まれたり・・・」というエピソードもあったそうです。




インタビューの最後に、お子さんが描いてくれた「父の日おめでとう」の絵を見せてくれた氏家さん。
それを嬉しそうに眺めながら「子どもも自然豊かな環境でのびのびと生活していて、子育て環境としてもとても良いです」と優しい眼差しで語ってくれました。 


氏家さんの運営する「一般社団法人BANSOU」はホームページからもご覧いただけます。
一般社団法人BANSOUホームページ(https://bansou-for.com/


(2021.10)

メルマガ登録

サポート登録

イベント情報や支援情報など、最新の情報をメールでお知らせします!